この記事では、「エコキメラ」の効果について詳しく解説します。
本記事の内容は以下の通りです。
- 抗ウイルスコーティング「エコキメラ」の効果
- エコキメラに使われる「リン酸チタニア」
- エコキメラの効果に関する「声」
近年のコロナ禍で、抗菌や抗ウイルス対策がより一層必要とされるようになりました。
そんな中、「エコキメラ」は、光がなくても抗菌などの優れた効果を発揮することから、次世代の触媒コーティングとして密かに注目されています。
「エコキメラ」は、抗菌や抗ウイルスに配慮が必要な、飲食店や美容室、介護施設など、あらゆるジャンルの事業主や法人にとって大変有用なものです。
ですが、まだ一般的には知られておらず、本当にそういった効果があるのか疑問に思う方も多いと思います。
また、「エコキメラ」のコロナ効果についても気になるところ。
この記事は、「エコキメラ」の優れた効果について詳しく説明しているので、導入の際の参考になります。
「エコキメラの効果が詳しく知りたい」、「抗ウイルスコーティングをしっかりと行うことで、お客様や従業員に安心を与えたい」という方はぜひ読んでみて下さい。

抗ウイルスコーティング「エコキメラ」の効果
エコキメラの効果については以下の通りです。
- 抗菌・抗ウイルス効果
- エコキメラの持続効果
- 暗い室内でも効果を発揮
- 消臭・防汚効果
それでは1つずつみていきましょう。
抗菌・抗ウイルス効果
エコキメラには「抗菌・抗ウイルス効果」があり、エコキメラをコーティングした部分に触れた菌やウイルスを分解することができます。
エコキメラを壁などの基剤にスプレーすると、細かい粒子が密着して強固な層としてエコキメラのコーティングができ、そこに空気中に浮遊している菌が触れると、ウイルスを吸着して分解したものが放散されるという仕組みです。
エコキメラには、コロナウイルスに対しても効果が認められている製品があります。
株式会社 YOO コーポレーションのエキコメラSシリーズでは、「エンベロープウイルス(コロナウイルスやインフルエンザウイルスA型などのウイルス)」と「ノンエンベロープウイルス(ノロウイルスなど)」の両方で抗ウイルス性の試験基準をクリアしているとのことです。
エコキメラの抗菌・抗ウイルス効果については、複数の会社の製品においてSIAA(抗菌製品技術協議会)などの第三者機関で認められていることが確認できました。
SIAAは、抗菌製品などを扱うメーカーや試験期間が集まってできた団体で、適性で安心な抗菌製品を普及するために、抗菌製品に関するルールを決めて、それが守れている製品にはSIAAマークを表示することができます。
つまり、SIAAマークのあるエコキメラ製品をコーティングすると、抗菌・抗ウイルス効果が期待できるというわけです。
エコキメラの持続効果
エコキメラは24時間抗菌などの効果を発揮し続ける触媒ですが、その効果は光触媒と比較して長期間持続します。
使用環境や製品によっては持続期間は異なりますが、一度の施工で4~5年は効果が持続するものも中にはあるようです。
エコキメラの耐久性のテストでは、擦り試験1万回往復というテストもクリアしていたり、繊維などの素材にエコキメラを塗布して50回洗濯しても効果が変わらないという結果もあり、耐久性が優れていることも証明されています。
エコキメラは、一度施工すると年単位で効果が持続し、耐久性もバッチリなので、頻繁に施工しなくて済むのも嬉しいポイントですね。
暗い室内でも効果を発揮
エコキメラは、光のない暗い室内でも、抗菌や抗ウイルス、消臭、防汚など様々な効果を発揮することができます。
エコキメラは施工した部分に菌やウイルスが触れるだけでそれらを分解する仕組みなので、光を必要としないためです。
抗菌に効果的なものとして「光触媒」もありますが、これは太陽光などの光が当たることによって抗菌効果を発揮するものであり、光の強さによっても効果に差が出てしまいます。
光触媒は、太陽光がすべての部屋にしっかり当たらなければ十分な効果がないというのであれば、使用できる場所が限られてしまいますよね。
それに対してエコキメラは、光と関係なく効果があるので、抗菌や抗ウイルスに気を付けたい飲食店や美容室、介護施設などあらゆる場所において施工可能です。
また、暗い場所に使用できるということで、押し入れやクローゼットなど、なかなか光が当たらないような収納スペースにも抗菌や防カビといった効果が期待できます。
エコキメラは日当たりの悪い立地にある場所や暗い場所でもしっかりと効果を発揮するので、光が十分に届かないところでも、安心の空間にすることができますね。
消臭・防汚効果
エコキメラには、消臭や防汚効果もあります。
エコキメラは、健康を害したり臭いのもととなる、ホルムアルデヒドや酢酸、アンモニアなども分解することができるためです。
光触媒と比較しても、エコキメラの消臭率は高く、効果の持続性も高いです。
また、エコキメラには帯電を防止する効果もあるため、埃などが付着しにくいというメリットもあります。
エコキメラは室内の気になる臭いを消すことができる上、汚れも付きにくいので掃除が楽になるというメリットもあるというわけです。
エコキメラに使われる「リン酸チタニア」
エコキメラの主成分である「リン酸チタニア」。
聞いたことがなく、安全性について不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
以下では、エコキメラに使われる「リン酸チタニア」の安全性を説明します。
- 人体への安全性
- 環境への安全性
では、1つずつみていきましょう。
人体への安全性
「リン酸チタニア」は人体にとって安全であることが、エコキメラ商品を扱う複数の会社のサイトにて確認できました。
エコキメラを万一誤飲してしまったとしても、体内に蓄積されず排出されるので人体には影響しないとのことです。
エコキメラの安全性は第三者機関によって以下のように証明されています。
急性経口毒性試験
OECD(経済協力開発機構)の化学物質の試験に関するガイドラインを参考に実施した。試験方法は毒性等級方(OECD TG423)を用い、適量を投与した。その結果、被験物質による体重等の影響は見られず死亡も認められなかった。以上の結果、本試験状況下においてエコキメラ SRW-30を単回経口投与した際のLD50は2000mg/kgを超えるものと推察され、GHS区分は“区分5または区分外”に分類されると推察された。
他にも、皮膚刺激に関する試験など、様々な試験をクリアしていることです。
試験内容が気になる方はチェックしてみて下さい。(参考:試験情報|光を必要せず抗菌・消臭・防汚などの効果を発揮! (ecokimera.com))
エコキメラは、安全性について第三者機関が示している信頼のできるデータがあるので、安心といえますね。
環境への安全性
「リン酸チタニア」は環境にも影響はないようです。
エコキメラ商品を扱う会社によると、エコキメラは完全無機質で環境にも優しい溶剤であり、動物や植物にも害はないとのことが複数のサイトから確認できました。
エコキメラは、無害な物質なので環境への安全性も心配せずに使用できるというわけです。
エコキメラの効果に関する「声」
エコキメラの効果に関して、様々な声が寄せられています。
エコキメラは場所を選ばずに、感染症対策としても効果が期待されていますね
そのため、エコキメラの利用シーンは、船内やホテルといったゆっくりくつろぐようなスペースや、パチンコ店などの娯楽施設など様々。
人の出入りが多い場所において、エコキメラをしっかりとコーティングすることで、お客様の「安心感」につなげたいという思いで導入している業者の方が多いようです。

コメント